暗号資産はどのようにして守っていますか?暗号資産をホットウォレットに入れたままだとスキャム、ハッキングなどの被害にあった際に保有資産によっては甚大な被害になってしまう恐れがあります。
筆者がTwitterで見ているだけでも1日に数件被害にあわれている方をお見掛けします。
自分の資産は自分で守る
『Ledger Nano(レジャーナノ)』を使って自分で守りましょう。
Ledger Nano(レジャーナノ)とは
Ledger Nano(レジャーナノ)は仮想通貨をネットから遮断されたコールドウォレットで安全に保管できるハードウェアウォレットです。

『あなたの大切な資産を堅牢なセキュリティで守ります』
とサイトホームページにも謳っているように大切な資産をより安全に管理できると安心ですよね。
資産が増えてくるとよりリスクを考えて行動することが望ましいでしょう。
Ledger Nano(レジャーナノ)の役割は厳密に言えば、仮想通貨の保管ではなく「秘密鍵/秘密キー」の管理です。
ビットコインなどの仮想通貨のデータは、この秘密キーがあって初めてアクセスすることができます。逆に言うと秘密キーがなければ仮想通貨に絶対にアクセスすることができません。
Ledger Nano(レジャーナノ)といったハードウェアウォレットはこの秘密キーを暗号化してオフラインで安全に保管しているので、外部からハッキングなどができない仕組みになっています。
もし壊れてしまったら?
Ledger Nano(レジャーナノ)を壊してしまったり、紛失してしまったら保管しているビットコインや仮想通貨にアクセスできなくなるの?と思われた方もいるかもしれませんが、初期設定時のリカバリーフレーズがあれば他のハードウェアウォレット端末で復元可能です。
リカバリーフレーズとはランダム表示された24個の英単語のこと。リカバリーフレーズがあれば誰でも復元できてしまうので絶対に第三者に教えないでください。
扱える暗号資産は?
Ledger Nano SとLedger Nano Xでは1度に管理できる数が違います。
ですがビットコインや人気の高いリップル(XRP)やイーサリアム(ETH)その他1000種類以上の多くのアルトコイン保管できる仕様になっています。
性能比較
LEDGER NANO X | Ledger Nano S | |
大きさ | H72mm x W18mm x D11mm | H57mmx W18mm x D9mm |
重さ | 34g | 16.2g |
対応仮想通貨 | 1100以上 | 1100以上 |
保存可能アプリ数 | 最大100 | 3〜20 |
対応OS | Windows 64bit (8以降), Mac OS 64bit (10.8以降), Linux 64bit | Windows 64bit (8以降), Mac OS 64bit (10.8以降), Linux 64bit |
対応スマートフォン | iOS 9以降, Android 7 Nougat 以降 | Android 7 Nougat 以降 (OTGケーブル使用時のみ対応) |
Bluetooth | 有り | 無し |
セキュアチップ | CC EAL5+ | CC EAL5+ |
バッテリー | スタンバイモードで8時間 | 無し |
USB接続 | USB Type-C | マイクロUSB |
スクリーン | 128 x 32 pixels | 128 x 32 pixels |
違いを具体的に説明します。
対応仮想通貨の数
Bluetoothの有無
バッテリーの有無
値段
対応仮想通貨の数
一つのデバイスで管理できる通貨がそれぞれ違います。
「Ledger Nano X」:最大100個
「Ledger Nano S」:最大20個
Bluetoothの有無:バッテリーの有無
Ledger Nano Xに関してはBluetoothに対応しているのでios・Androidのスマホに無線接続が可能です。外出先で資金移動する方やスマホしか持っていないという方には非常に魅力的になりました。
NanoXにはバッテリーが内蔵されておりスタンバイモードであれば8時間バッテリーが持ちます。NanoSは有線接続なのでバッテリーは内蔵していません。
値段
2022年4月11日現在
「Ledger Nano X」:21,761円(税込)
「Ledger Nano S」:9,889円(税込)
まとめ
Ledger Nano SとLedger Nano XとLedger Nano Xは用途が2つとも違う為、それぞれに合わせた使い方をするといいでしょう。
自宅での保管用に『Ledger Nano S』外出用で『Ledger Nano X』とTPOに合わせ自分の資産管理を徹底しましょう。
資産をスキャムやハッキングから守るためにはまず怪しいリンクや取引に応じないや自分自身で知識を身に着け確認を怠らない。
※当サイトにおいてお客様に提供されるニュース、データ及びその他の情報は、一般的な情報提供を目的に作成されたものであり、暗号資産(仮想通貨)取引の推奨やアドバイス、
勧誘を目的としたものではありません。 暗号資産取引に関する意思決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。